女子1番
 浅井里江 (あさい りえ)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
金槌 伊佐治美湖・堂浦修・矢山千恵・
冷泉静香・大薗規子・
山野由加・豊浜ほのか
真砂彩香
暴力団組長代行で女子不良リーダー。
組の存続のためもあってゲームに乗るが、子分の豊浜ほのかに裏切られてしまった。
手始めに伊佐治美湖を撲殺して銃を奪った(12話)。
その後、堂浦修(34話)・矢山千恵(44話)を殺害。
冷泉静香に襲われるが、返り討ちにした(47話)。
女子4人が立て篭もる病院に乱入して2人を射殺したが、救助に来た松崎稔に追い出された(53〜56話)。
最後は豊浜ほのかと戦い、ほのかの錯覚のおかげで勝利したが(61話)、
真砂彩香に頭上からボウリングの球を落とされ無残な死を遂げた(62話)。

女子2番
 伊佐治美湖 (いさじ よしこ)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
ワルサーPPK なし 浅井里江
女子では一番の長身だが虚弱体質。梅田美也子の親友。
プログラム中に酷い生理痛のため薬局を訪れたが、潜んでいた浅井里江に頭頂部を一撃されて即死した(12話)。

女子3番
 梅田美也子 (うめだ みやこ)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
なし(出発前に死亡) なし 川渕源一(担当官)
伊佐治美湖の親友で、いつも美湖を援助していた。
プログラム説明中に逃亡しようとして、川渕の毒吹き矢を延髄に打ち込まれてしまった(5話)。

女子4番
 大薗規子 (おおぞの のりこ)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
双眼鏡 なし 浅井里江
委員長佐々木はる奈の友人の一人。これといった特徴はない。
プログラムでは、徹底的にはる奈を信じて行動した。
立て篭もっていた病院を訪れた遠山奈津美を出迎えていたところを、浅井里江に仕留められた(53話)。

女子5番
 尾崎奈々 (おざき なな)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
シャボン玉セット なし 政府(首輪で処刑)
気の弱い少女で海に面した洞窟に潜んでいた。
海岸に現れた梶田広幸に勇気を出して話しかけたのが、結果的に徒となった。
広幸の水中脱出策を聞いてしまったために、広幸ともども処刑された(18話)。
後に、政府側から命の恩人と呼ばれた(21話)。

女子6番
 川越あゆみ (かわごえ あゆみ)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
ブローニング゙ハイパワー9mm なし 吉村克明
テニス部員で吉村克明の彼女。スタイルが良くて人気がある。
克明との待ち合わせ場所付近で、城川亮が木原涼子を射殺したため、克明と合流できなかった。
克明を捜しているうちに藤井清吾に襲われ陵辱されそうになったが、辛うじて撃退した(38話)。
黒野紀広が女子の死体に化けていたのを見破って追い払った(45話)。
最後は度会裕隆に襲われ俊足を生かして逃げたが、転倒して致命的な傷を負ってしまい(57話)、
そこへ駆けつけた克明に懇願して、心臓を撃ち抜いてとどめをさしてもらった(58話)。

女子7番
 木原涼子 (きはら りょうこ)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
手榴弾2個 なし 城川亮
原作の天堂さんレベルの影薄。
出発直後、城川亮に熊と間違われて射殺された(8話)。
しかし、彼女の支給品の手榴弾は、後に坂持美咲によって大変有効に活用された。

女子8番
 久保田智子 (くぼた ともこ)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
フルート なし 登内陽介
登内陽介の彼女で、大槻貴之や長内章仁とも親しい。
プログラムでは陽介と行動するが、貴之と章仁の死を見て絶望し、
陽介に心中を迫ったが、自ら退場することを潔しとしない陽介によって、墜落死させられた(30話)。

女子9番
 坂持美咲 (さかもち みさき)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
ウージー9mmサブマシンガン 城川亮・永田弥生・
黒野紀広・松尾康之・
専守防衛軍兵士・川渕源一(担当官)
なし
学年有数の美少女兼優等生。ロングヘアーで性格はきわめてクール。
正体は原作の坂持金発担当官の長女。この物語のキーパーソンである。
プログラムでは殺戮も脱出も犬死も望まず、成り行き任せに行動していた。
城川亮に不意を突かれ、反射的に射殺(17話)。
永田弥生の挑戦を受け、銃を使わない対決をするが、弥生が違反したため射殺(26話)。
自分と知らずに襲撃してきた藤井清吾を撃退(43話)。
遠山奈津美と出会い、舌戦となり心が揺らいだ(51話)。
真砂彩香を黒野紀広から救助した後、紀広を殺害し、混乱した彩香を落とした(65話)。
中上勇一と松崎稔が松尾康之に襲撃されている場面に遭遇し、勇一に加勢して康之を倒した(68話)。
勇一・稔とともにプログラム本部を襲撃して勝利、見事生還した(72話)。

女子10番
 佐々木はる奈 (ささき はるな)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
グロック19 なし なし
病院長の娘で、生命の尊さを熟知した人格者。クラスメートの信頼抜群の委員長。
プログラムでは、大薗規子と山野由加を伴い病院にバリケードを作って立て篭もった。
妨害電波で首輪を無効にして大勢で脱出する策をたて、想い人である松崎稔の来訪を待っていたのだが・・・
病院を訪れた遠山奈津美を出迎えたところを浅井里江に襲撃され、
規子と由加を失いながらも奈津美と共に奮闘し、稔に助けられた(53〜56話)。
作戦上の都合のため、稔に薬物で眠らされた(66話)。
覚醒して奈津美と共にプログラム本部へ向かい、最終的に生存者の1人となった(71話、大団円)。

女子11番
 塩沢冴子 (しおざわ さえこ)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
スタンガン なし 松尾康之
初夢がその年の内に必ず現実になるという超能力者。
自らのプログラム参加の初夢を見たため、友人を殺さずに生還する手段として転校してきた。
すなわち、このクラスがプログラムに選ばれたのは、彼女のせいだとも言える。
だが、密かに携帯していた銃を没収された上に、支給品がスタンガンだったため、途方に暮れる結果となった。
活路を開くために服部伸也を襲撃したが、スタンガンを奪われた上にノックアウトされた(36話)。
さらに策を弄して銃を奪おうと松尾康之に接近したが、康之の狂気の前では自殺行為に過ぎなかった(41話)。

女子12番
 遠山奈津紀 (とおやま なつき)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
耳掻き なし 黒野紀広
遠山奈津美の無二の親友で卓球部員。河野猛に片想いしていた。
出発直後、奈津美と行動中に黒野紀広の奸計に嵌って、あえなく没した(10話)。
原作の国信君同様に、主人公にプログラムの厳しさを痛感させる役割を担っている。

女子13番
 遠山奈津美 (とおやま なつみ)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
モデルガン(ベレッタM92F) なし なし
本作品の主人公。卓球部員でバランスのいい能力の持ち主。
中上勇一とは友達以上恋人未満の関係だった。
プログラムでは、クラスメートに対する不殺の信念を最後まで貫き通した。
遠山奈津紀とともに出発したが、黒野紀広に奈津紀を殺され、辛うじて紀広を追い払った(10話)。
中上勇一と再会し、以後しばらく勇一と2人で行動した(16話)。
松尾康之に襲撃され、全身打撲した上に勇一と離れてしまった(37話)。
冷泉静香に一瞬の隙を突かれたが、武器が本物の銃でなかったことが幸いした(42話)。
坂持美咲と激しい舌戦を繰り広げた(51話)。結果的に、これがストーリーを大きく左右した。
佐々木はる奈たちの立て篭もる病院に到達したが、浅井里江に襲われ、松崎稔に救助された(53〜56話)。
黒野紀広の襲撃を、稔の援助でどうにか撃退した(64話)。
稔に騙されて、睡眠薬で眠らされた(66話)。
覚醒後、はる奈とともにプログラム本部に向かった(71話)。
勇一たちと政府側の戦場に駆けつけ、まさに一石を投じて援護した(72話)。
勇一と美咲の決闘を身を挺して止め、生存者の1人となった(大団円)。

女子14番
 豊浜ほのか (とよはま ほのか)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
果物ナイフ 藤井清吾 浅井里江
不良の兄にケンカを叩き込まれて、不本意ながら不良をしているが、根は優しい少女。
中学入学時に、浅井里江に叩きのめされて子分にされてしまった。
プログラムでは里江を裏切って行動し、里江打倒と脱出を目標にしていた。
偶然出会った真砂彩香を保護して一緒に行動することとした(31・32話)。
彩香を殺そうとした藤井清吾を止めたところ、清吾が襲ってきたため返り討ちにした(46話)。
川越あゆみを刺した度会裕隆を追い払い(57話)、
吉村克明があゆみの介錯をするのをほう助した(58話)。
浅井里江と対決し、優勢だったが錯覚が原因で無念の落命となった(61話)。

女子15番
 永田弥生 (ながた やよい)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
棍棒 なし 坂持美咲
醜女でいじめられっ子だったため、空手をはじめた少女。
真砂彩香以外にはほとんど相手にしてもらえない状態だった。
プログラムではクラスメートに復讐するためにゲームに乗った。
最初に出会った相手が彩香だったので、殺さずに気絶させて銃を奪った(22話)。
坂持美咲を挑発して銃無しの勝負に持ち込んだが、美咲の意外な強さに自らルールを破ったため殺された(26話)。

女子16番
 真砂彩香 (まさご あやか)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
コルト・ガバメント 浅井里江 なし
クラス1、小柄な少女。元いじめられっ子で、心根がとても優しい。大槻貴之に片想いしていた。
支給品の銃に弾を込めずに歩いていたところを、永田弥生に落とされて銃を奪われた(22話)。
弥生に埋められたゴミの山の中で覚醒、豊浜ほのかに出会って仲間になった(31話)。
登内陽介から、貴之が自分に片想いしていたことを聞かされた(32話)。
貴之の亡骸と自分宛のラブレターを発見したが、藤井清吾に襲われ、陽介とほのかに助けられた(46話)。
ほのかと浅井里江の対決を上から見ていて、里江の頭上にボウリングの球を落下させて殺してしまった(62話)。
絶望と罪悪感から自殺を決意したところを黒野紀広に攻撃されたが、坂持美咲に救助された(65話)。
弥生を殺害したのが美咲だと知ったため、美咲を鞭で撃とうとしたが叶わず、逆に落とされてしまった(同)。
その後、美咲たちの保護の下で見事に生還した(大団円)。
2度気絶させられる等、波乱万丈だが最も幸運な生存者といえるだろう。

女子17番
 本吉美樹 (もとよし みき)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
藁人形と五寸釘(欄外注) なし 冷泉静香
小心者の少女だが、隣のクラスに恋人がいる。
プログラムでは、仲間を作りそこなって1人で行動した。
偶然見かけた森山文規に保護を求めたが拒否され、冷泉静香の罠に落ちて息絶えた(40話)。
死後、黒野紀広に服を脱がされて裸体を曝してしまった(63話)。

女子18番
 山野由加 (やまの ゆか)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
千枚通し なし 浅井里江
父の急病を佐々木はる奈の父に救われたことから、はる奈の親友になった少女。
プログラムでは、徹底的にはる奈を信じて追従することにしていた。
自分のミスで病院への浅井里江の侵入を許した責任を取ろうと頑張ったが、
里江の策略に嵌ってむなしく散ってしまった(54話)。

女子19番
 矢山千恵 (ややま ちえ)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
火縄銃 なし 浅井里江
クラスメートの秘密などを調べ上げて言いふらすのが趣味の情報屋。
重宝されていたが、内心では嫌われていることに気付いていなかった。
プログラムでは孤立してしまって神社に篭っていたが、自分のミスからあっけなく浅井里江に首を差し出した(44話)。

女子20番
 冷泉静香 (れいぜい しずか)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
脇差 本吉美樹 浅井里江
大企業の令嬢。比較的上品な坂持美咲以外とはほとんど付き合いがなかった。
自分を眠らせて拉致した政府に復讐するためにゲームに乗ってしまった。
松崎稔を襲ったが失敗。だが、先祖伝来の闘争心に火をつける結果となった(15話)。
案山子にセーラー服を着せるというトラップで、本吉美樹を討ち取った(40話)。
遠山奈津美を襲撃したが、勝利寸前で逆転され追い払われた(42話)。
浅井里江をトラップで仕留めようとしたが失敗し、
潔さに感心した里江から、傷の目立たない死をプレゼントされた(47話)。

女子21番
 和栗怜花 (わぐり れいか)
支給品 彼女に殺された人 彼女を殺した人
Cz・M75 なし 松尾康之
友人を信用できなかった少女。
自分が信用できる者としか行動したくないと考え、石本竜太郎に頭を下げて仲間にしてもらった(27話)。
竜太郎が松尾康之に殺された時、メモ書きを託されたが自らも重傷を負ってしまった(48話)。
中上勇一に竜太郎のメモを渡して力尽きた(50話)。
目立たないが、脱出劇に必須の役割を果たしている。

注)APCでも取り上げられたスペシャルアイテム。詳しくは40話を参照。


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