しすの暗黒理力
〜 あとがきと解説 〜




 夏休み前の土曜日です。
「黒衣」を読んでいただいた方へのサービス満載です。(笑)
 運命の出会いは、ここから始まっています。
 確か2000年は隔週で土曜日が休みだったように記憶しているのですが…?
 

 職員室って入りづらい雰囲気がありませんでしたか?
 そして、こんな先生達は、いらっしゃらなかったでしょうか?
 用務員から校務員というように名称が変更されたらしいですね。
「こうむいん」と入れて変換すると公務員が出てくるので苦労しました。


 事件への導入部です。
 放課後の静寂を表現したかったのですが、文字で表現する事の難しさを改めて痛感しました。
 奇術部って、ありそうですが、実際に中学校では無いですね。


 校舎が燃えるというのは、かなり衝撃的です。
 震災の時に私も目にしましたが、他の建造物が燃えるよりもショックが大きかったですね。
 そして、事件発生です。


 いよいよ名(迷)コンビが始動します。
 事件の概要を説明する事がメインとなっています。
 英明の視点なのは、ロンドンの名探偵と同じ手法でやりたかったためです。
 小泉巡査部長の元ネタは、もちろんあの刑事ドラマからです。


 捜査開始です。
 状況証拠と事情聴取で、矛盾が起こらないようにしています。
 矛盾があれば…私の不注意かもしれません。(汗)


 先輩の家ならともかく、先生の家に押しかけるというのも無茶ですね。
 独身の先生の家なら尚更です。
 冬哉の無頓着さが現したかった回です。


 事情聴取第三弾です。
 が、今回は相手が悪いですね。
 剛毅が口にした『プログラム』は、原作の川田章吾が優勝した回です。
 冬哉は一話目でイリュージョン系はやらないと言っておきながら、ここではおもいきり使っています。(笑)
 英明が冬哉を見失ったのは、全くの偶然です。


 ここでも懐かしい人物が出てきて、懐かしいネタを披露してくれています。
 冬哉のマジックは、全て本当に出来る物です。
 事情聴取も終わり、いよいよ推理に入っていきます。

10
「新海組」の感じがつかめないので、本物を見に行こうかと思いました。(殴)
 全てのピースはここまでの回で披露いたしました。
 皆様の推理は、まとまりましたでしょうか?

11
 解答編に行く前に一休みです。
「外伝」なので、彼はここまで名前さえ出しませんでした。(笑)
 そして彼の師匠も初登場です。
 お茶目な雰囲気になっています。

12
 解答編です。
 犯人を見つける事は出来ましたでしょうか?
 トリックに使った『アレ』だけは、実際にありません。
 悪しからず、ご容赦ください。
 矛盾があれば、私のミスですのでツッコミメールをお送りくださいませ。(汗)

エピローグ
 これがきっかけで、冬哉と千尋のお付き合いが始まります。
 次回からは英明の代わりに千尋が…?!
 ここで老師の使った技(術?)を「黒衣」の若松早智子(女子22番)にも施したのです。



  表紙