「ゼータ0096」用語集
あ
- Iシールド(アイシールド)
- Iフィールドを表面に発生できる楯。「ゼータ0096」では、ほとんどのMSがこれを装備している。ただしその能力はジェネレーターの出力に比例する。
- Iフィールド(アイフィールド)
- 一種のバリアー。ただし、ビーム兵器に対してのみ有効。ビグザムはこれによってビームを跳ね返していた。ミノフスキー物理学ではいろいろ応用されているらしいが、難しいことは知らん。
- アクシズ
- ジオン公国残党の拠点。小惑星帯の一角にある。エウーゴ結成以前は反地球連邦活動とも深く結びついていた。連邦軍は一度攻略を試みているが、失敗に終わっている。
- アグレッサー
- 直訳だと「侵略者」。軍事関係では仮想敵を模した部隊をこう呼ぶケースがある。最近はどうだか知らないが、冷戦時の米空軍にはソ連の町をそっくりそのまま作り、四六時中ソ連式の訓練をしていた部隊もあった。なんでもコーラは手に入らず、クワスしか飲めなかったそうな。
- アサルトライフル
- 日本語で言えば突撃銃。「ゼータ0096」ででてきたアサルトライフルはむしろジェネラル・パーポス・マシンガン(万能機関銃)に近いかも知れない。とりあえず、実体弾(ビームではなく)を撃ち出すMS用火器と考えていただきたい。やっぱり形式番号とか決めたほうがいいかな…。
- アジャイル・ガンダム
- 強化人間用MS。ガンダムMK3の上半身を流用しているためMSに分類されてはいるが、実質的にはMA。強力な火力と高い機動力を合わせ持つ。なお、「アジャイル」とは「機敏な」という意味。
- アッシマー
- 連邦の試作MA。少数が実戦配備されている。大気圏上層部や亜宇宙での迎撃専用。設計に当たってはなんとアッザムが参考とされている。
- アナハイム・エレクトロニクス
- 「ゼータ0096」における最大手MSメーカー。一年戦争後にジオニック社を吸収・合併して現在の地位を得た。現在のMS市場は事実上アナハイムによって独占されている。言ってみればマイク○ソフトみたいなものか。
- 暗礁宙域
- 一年戦争などで生じたコロニーやら小惑星の破片やらが集まっている宙域。この中では通常のセンサーは本来の力を発揮できない。
- AMBAC(アンバック)
- アクティブ・マス・バランス・オート・コントロールの略。要するにMSが腕や脚を振って方向転換すること。この方法だと推進材を消費せずにすむ。これにより、MSが人型をしていることが合理化された。元ネタは「ガンダム・センチュリー」だが、それ以前から人工衛星などで実際に用いるための研究がされていた。たしか実用化されていると思ったんだが…。
- イ・スンシン級
- エウーゴの軽空母。高速商船をベースとしている。特にデザインは決めていなかったのだが、「Xガンダム」のフリーデンがかっこいいから、あのデザインを流用しようかとも思っている。
- イラワジ級
- ティターンズの軽巡。大気圏突入能力やMS搭載能力はないが、防空艦としては優れている。イメージ的には米海軍のレイヒ級ミサイル巡洋艦かミッチャー級といったところか(ってまたわからんことを…)。
- 宇宙環境研究所
- ジオン共和国駐留部隊司令部内に本拠を置く謎の研究所。フラナガン機関の亡霊みたいなもの。731部隊とミド○十字のような関係にあると思われる。
- HLV(エイチエルブイ)
- 重量物発射機のこと。地表を軌道を行き来でき、垂直に離発着が可能。ひっくり返した茶碗か湯呑みのような形。米国ではすでに研究が進んでいる。実験機のテスト飛行をテレビで見たが、飛び方がUFOなみに変。
- Sガンダム(エスガンダム)
- 「ガンダム・センチネル」の主役メカ。「ゼータ0096」のガンダムMK3のイメージソースでもある。Gアタッカー、Gボンバー、Gコアの三機に分離可能。強化パーツも装備でき、Gクルーザーという巡航形態に変形可能。しかもインコムまで装備という、ゴージャスな奴。これをきちんとしたデザインに仕上げたカトキハジメ氏には敬意を表する。なお、「第4次スーパーロボット大戦」でも活躍。もちろん「ゼータ0096」では出ない。
- エネルギーCAP(エネルギーキャップ)
- ビーム兵器小型化のために不可欠な技術。元ネタは「ガンダム・センチュリー」。これの実用化により、ガンダムは戦艦並のビーム兵器を装備できた。「ゼータ0096」ではすでに一般化。イラワジ級軽巡などもこれを利用している。
- MP(エムピー)
- ミリタリー・ポリス、すなわち憲兵さんのこと。
- オークリー基地
- 北米に位置する連邦軍基地の一つ。デラーズ事件でのコロニー落着地点に程近いと思われる。「スターダスト・メモリー」ラストで主人公のコウ・ウラキはここに着任した。
- オデッサ
- 黒海北岸の都市。一年戦争中、この地を抑えるジオン軍と連邦軍との間で激しい戦いがおこなわれた。ジオンはここから各種鉱物資源などを本国に送っていた。
か
- 改マゼラン級
- 連邦軍重巡。マゼラン級戦艦の主砲の一部を下ろし、代わりにMS運用能力を与えた物。日本の伊勢級航空戦艦あたりをイメージして欲しい。つまり…あまり役に立たないということ。
- ガザ
- 「Zガンダム」では、アクシズ・ジオンの可変MS。単体として見るとそれなりに面白いデザインだが、他のMSとの連続性がほとんど感じられないデザインだったため、悪評が高かった。「ゼータ0096」では、ジオン共和国軍の軽MA。陸上自衛隊で言えば60式自走無反動砲といったところか。
- カラバの鍵
- ある種のコンピューター・ウイルス。トータルネット上の膨大な画像ファイルに情報を混入させ、それを再構成させる機能を持つ。
- ガンダム・センチネル
- 模型雑誌「モデルグラフィック」で連載されたガンダムのサイドストーリー小説、及びそれにまつわる企画の総称。別冊や、ハードカバー版の小説も発売された。中心スタッフであったカトキハジメやあさのまさひこ等が後に「スターダスト・メモリー」に参加している。
- ガンダム・センチュリー
- 今は無き「アウト」の増刊。昭和56年発行。数あるガンダムムック中、最も高く評価されている本の一つ。AMBACやブリティッシュ作戦など、この本において作られた設定は少なくない。
- ガンダムMK2
- ティターンズの主力MS。基本的には「Zガンダム」に登場したものと変わらないが、お腹はゴムじゃなくてコア・ファイター。
- ガンダムMK3
- ガンダムMK2の後継機。現在の所、ジオン駐留部隊のみが使用。
- 軌道艦隊
- ティターンズにおける最大規模の機動部隊。大規模戦闘に対応する。構成は第1話を参照のこと。
- 軌道戦隊
- ティターンズにおける最小規模の機動部隊。即応、軽密度の攻撃への対応を任務とする。艦艇はおおむね3〜5隻。
- 軌道任務部隊
- ティターンズにおける中規模の機動部隊。MS1個大隊を基幹としており軽密度から重密度の戦闘に対応する。艦艇はおおむね12〜15隻。
- キュベレイ
- ティターンズのニュータイプ専用MS。エルメスの後継機として設計されたものをベースとしている。サイコミュ、リニアシートなど特殊な装備が多い。マゼラン・ビットと併用することですさまじい戦闘力を発揮する。
- 記録全集
- 日本サンライズ(現在のサンライズ)が発行したガンダムムック。全5巻。シナリオ全集が別に存在する。貴重な資料も多数含まれているが、全体としてはあまり良い本とは言えない。結構高かった。
- 90式戦車
- 140mm砲一門を装備した地球連邦軍の戦車。すんげーかっこいい。やはり男なら戦車だ。
- クゥエル
- ティターンズ初期の主力MS。「スターダスト・メモリー」のラストで1カットだけ登場。GMカスタムの強化型らしい。
- グラナダ
- 月面基地。現在はティターンズが使用している。
- クロスボーン・ワークス
- アナハイム社のカミーユ・ビダンが率いる開発チーム。モビル・アーマー「ゼータ」を開発した。なお、カミーユは旧ジオン出身の技術者。
- コア・ファイター
- ガンダムシリーズの飛行可能な脱出ポッド。これほど高度な仕組みが必要とされるのは乗員や学習型コンピューターを回収するため。現在はMK2、MK3、コア・ランサー、コア・ブースター2が搭載している。
- コア・ブースター2
- 連邦軍の戦闘攻撃機。大気圏内外を問わず運用可能。
- コア・ランサー
- ティターンズの攻撃機。大気圏外専用。実はデンドロビウムの末裔にあたる。
- ゴブリン
- 近藤和久氏のコミックに登場したMS。「ゼータ0096」では出ない。
さ
- サイコミュ
- ニュータイプの感応波を増幅し、コンピューター言語に翻訳するシステム。そもそもはジオン公国のフラナガン機関が開発したもの。
- サラミス級
- 連邦軍が1年戦争以前から使用していた宇宙巡洋艦。ジオン共和国の主力艦はこれの改良型。
- CIC(シーアイシー)
- コンバット・インフォメーション・センターの略。軍艦の戦闘情報中枢のこと。大型艦の場合、ブリッジではなくここから戦闘指揮をとる。
- ジーマ
- GM2のエウーゴバージョン。細部を除けばほとんどGM2といっしょ。なぜネモじゃないのかというと…嫌いだから。
- ZIONIC(ジオニック)
- ジオン公国最大手のMSメーカー。世界で最初にMSを開発したメーカーでもある。現在はアナハイム・エレクトロニクスに吸収合併されている。
- ジオン共和国
- かつてのジオン公国。一年戦争終結後、現在の政体に至った。西ドイツをイメージしていただきたい。
- GM2
- GMの2型。M4A3E8かM48あたりのイメージ(素人さんにわかるかい!)
- シャッフル
- エウーゴ首脳会議の俗称。ちなみに、最初はウォンさんを『マスター・アジア』と呼ぼうかと考えていた。
- 小隊
- MSやMAの場合、通常3機で1個小隊となる。
- スターダスト・メモリー
- 「ガンダム」のOVA。0083におきたデラーズ事件をあつかっている。若干問題はあるものの、おもしろい。「ゼータ0096」ではこれを正史として扱っている。
- スマートガン
- でっかいビームライフルのこと。「エイリアン2」で海兵隊が使ってた大きな銃を想像して欲しい。
- スレート
- 「ゼータ0096」では、携帯電子端末の総称として使用。IBMとアキアとUMAXは早くサブノートMacを出すように。
- ゼータ
- エウーゴのモビルアーマー。亜宇宙〜大気圏上層部での戦闘では圧倒的に強い。
- ゼータプラス
- 「ガンダム・センチネル」に登場した可変MS。カトキハジメ氏のデザインで、Zガンダムよりずっとかっこいい。「ゼータ0096」では登場しない。
- ゼダン
- ティターンズの低軌道基地。
- ゼム
- GM2のジオン共和国バージョン。モノアイのついてる憎い奴。どうもジオン共和国の軍人からは嫌われてるらしい。
- 戦隊
- 作戦単位の一つ。連邦の場合、2個戦隊で1個艦隊。
た
- 大隊
- 作戦単位の一つ。通常、3個中隊で1個大隊となる。
- 中隊
- 作戦単位の一つ。通常、3個小隊で1個中隊となる。
- ZIMMAD(ツイマッド)
- ジオン共和国のMSメーカー。一年戦争中はドム系列を生産していた。現在はゼムの修理・改修や部品生産を行っている。
- ディアス
- エウーゴのMS。元来はサイド6が開発したもの。リックドムを参考に設計された。基本設計はすぐれていたらしい。
- ティアンム級
- ティターンズの重巡。マゼラン級の後継。MSやコア・ランサーなどの運用が可能。
- ティターンズ
- 0083のデラーズ事件をうけて結成された特殊部隊。スペースノイド抑圧の先兵。高い戦闘力を誇る。
- ティンカーベル
- エウーゴ版の改良型ボール。大砲の代わりに多連装ミサイルランチャーを積んでいる。役には立つが、やっぱり弱い。
- デラーズ事件
- ジオン公国の残党である「デラーズフリート」によって0083におこされたコロニー落とし事件のこと。コロニーは北米穀倉地帯を直撃し、地球の経済に大打撃を与えた。事実関係の多くがティターンズによって秘密とされている。
- デンドロビウム
- 「スターダスト・メモリー」に登場したモビル・アーマー。でかくて強い。0096現在、その存在自体が隠蔽されている。
- ドーガ・アイン
- アクシズ・ジオンの主力MS。「逆襲のシャア」に登場したギラ・ドーガとほぼ同じデザイン。
- ドーガ・ツヴァイ
- アクシズ・ジオンのMS。ドーガ・アインの改良型。現在の所、小隊長専用。マラサイとほぼ同じデザイン。
- トータルネット
- インターネットの発展版。0096では、テレビや電話などもこれに統合されている。
な
- ニュータイプ
- 人の革新、としておこう。
- ネット
- トータルネットを参照。
は
- バーザム
- ティターンズのMS。ガンダムMK2が量産されるまでは主力だった。
- ハイボール
- 連邦軍が使用する改良型ボール。私は大好きだが、すんげー不人気。誰かもっと乗ってくれ。
- ビグロ
- ジオン公国軍が一年戦争末期に極少数使用したモビルアーマー。映画版でも「めぐりあい宇宙編」にちらっと出演している。
- FAZZ(ファッツ)
- フルアーマー・ダブルゼータの略。「ガンダム・センチネル」に登場。「ゼータ0096」には登場しない。
- ブラウザ
- ネット上のハイパーテキストを読むためのソフト。詳しくはインターネットをやってる友達に聞こう。1996現在はネットスケープ・ナビゲーターが事実上の標準。0096では、少なくともインターネット・エクスプローラーは存在しない。
- フラナガン機関
- ジオン公国のニュータイプ研究機関。その実体は0096現在も明らかにはされていない。
- ブリティッシュ作戦
- 一年戦争の序盤にジオン軍によって行われたコロニー落とし作戦のこと。連邦軍の本拠地ジャブローの破壊をもくろんだが失敗、分裂したコロニーは北米とオーストラリアを直撃し未曾有の被害をもたらした。なお、元ネタは「ガンダム・センチュリー」
- ポケットの中の戦争
- 「ガンダム」のOVA。0079から0080にかけてのサイド6における連邦とジオンの抗争をあつかっている。いいネタだっただけに、ちょっともったいない出来だった。きっとバンダイが無理を言ったんだろうな。「ゼータ0096」ではこれを「一応」正史として扱っている。
ま
- マ・クベ資金
- 通称M資金(知らない人はお父さんに聞いてみよう)。0096現在その存在は疑われているが、否定しきれる者はいない。
- マゼラン級
- 連邦軍の旧式艦。現在もなお、その改修型(主砲の一部を下ろし、MS搭載能力を付与)が運用されている。
- マゼラン・ビット
- マゼラン級をベースにしたビット。長距離砲戦に重点をおいた改装が為されている。発想的には現代のアーセナル艦に近いのかも知れない。
- マラサイ
- 「Zガンダム」に登場したMS。かっこいいんだけど、赤かったのが玉にキズ。「ゼータ0096」ではドーガ・ツヴァイの名で登場。
- ミノフスキー・クラフト
- ミノフスキー物理学の応用により、機体を浮揚させるシステムのこと。なんかいっぱい難しい理屈があるみたいだが、よくわからん。とにかく飛べるんだ、うん。
- ミノフスキー粒子
- こいつがあると電波は乱れる、保護システムのない集積回路は壊れる、空は飛べる、核融合炉は小型化できるという便利なもの。難しいので聞かないでくれ。
- ムサイ級
- ジオン公国の軽巡。現在もアクシズジオンやエウーゴなどで使用している。なお、HLVが運用可能なためジオン共和国は保有を禁じられている。
- メルケ・ディアス
- エウーゴのMS。ディアスの改良型。ジェネレーターの換装により大幅に性能が向上した。なみに「メルケ」はフィンランド語で「超」の意味。
- メテオール・フロッテ
- アクシズ・ジオンの遊撃部隊。「赤い彗星」のシャアが率いる。「彗星艦隊」って言うとヤマトみたいだな…。
や
- ヤクトビグロ
- アクシズ・ジオンのモビルアーマー。ビグロの改良型。強力なメガ粒子砲を装備している。
- 遊撃戦隊
- エウーゴの作戦単位。連邦の戦隊より大きめだが、今の所これより大きい単位はない。
ら
- ラグランジュ・ポイント
- 三体問題の特殊解として発見された。難しいので物理が得意な人に聞こう。ともかくここは安定しやすいらしく、スペースコロニー建設に適しているそうだ。
- リーア
- サイド6の別名。サイド6人はこの名を好んで使う。
- リーダー
- かつてジオン公国が開発した特殊兵器。これをくらうと電子レンジ状態になる。
- リニアシート
- 上下左右360度をモニタースクリーンにしたコクピットのこと。「ゼータ0096」ではほとんどのMSはこれを採用していない。
- ルナ・シンパシー
- ティターンズがグラナダに建設した超大型マス・ドライバー。ジャブロー攻撃を目的にジオン公国が設計したものをベースとしている。
わ
- ワッケイン級
- ティターンズの強襲母艦。ペガサス級(ホワイトベース)をもとに開発された。ミノフスキー・クラフトより軌道往還が可能。
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