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近距離をJRで乗るのであれば・・・

 近距離をJRで乗るのであれば、カード系を買うもしくは回数券のばら売りを買うという2つの選択肢があります。

カード系を購入する場合
名前入手しやすさ安値平均高値特徴
オレンジカード3000円分難しい291029702990 全国のJR近距離切符を購入するときに使用できるカード。有効期限は無く、3000円、1000円、500円の3種類のカードがあります。
 販売価格は地域によってかなりばらつきがあり、東京・大阪だと99.5%、名古屋だと99%、その他の地方に行くと97%で売っていることもあります。
 また、JR東日本の一部駅では、カードで回数券や自由席特急券を買うことができます。
オレンジカード1000円分難しい970990995
オレンジカード500円分難しい480490495
Jスルーカード5000円分難しい4950 大阪近辺のアーバンネットワーク内であればほとんどのJR駅、近畿地方の近鉄のほとんどの駅で使用できます。券売機で券を買わなくても自動改札機を通れるのが特徴。大阪近辺の金券ショップで無いとまず手に入りません。有効期限は無く、5000円、3000円、1000円の3種類のカードがあります。
 販売価格はだいたい99%だと思われます。
Jスルーカード3000円分難しい2970
Jスルーカード1000円分難しい990
回数券を購入する場合
名前入手しやすさ安値平均高値特徴
普通回数券かなり難しい10%引7%引5円引 一部の金券ショップでは、回数券をバラ売りしている店もあります。
 近距離の場合、11回分の回数券を10回分の値段で購入できますので、これを1回分で販売している場合があります。
 有効期限は購入日から3ヶ月のため、使用する場合にのみ購入することをお勧めします。また、1人で11回使用する場合、回数券を自分で買ったほうが安い場合がほとんどですので、要注意です。
 名古屋では見かける店は少ないのですが、名古屋→豊橋、岡崎、刈谷、岐阜、大垣あたりの券が売っていることがあります。
昼特きっぷかなり難しい30%引20%引10%引 JR西日本がライバル会社が運行している区間で、14回分の回数券を10回分の値段で購入できますので、これを1回分で販売していることがあります。
 使用できる時間は、平日の昼10時から17時、土日祝日は終日使用できます。  有効期限は購入日から3ヶ月のため、使用する場合にのみ購入することをお勧めします。また、1人で14回使用する場合、回数券を自分で買ったほうが安い場合がほとんどですので、要注意です。
 例えば、毎週190円の区間を往復する場合で、オレンジカード1000円分を99%で購入する場合、1年間で190*52*2=19760円。オレンジカード19枚使用できるので、990*19+760=1957円となり、190円の得になります。また、他の近距離区間でも使用できるので、もう少し得することが多いでしょう。
 また、190円の回数券を180円で売っている店があり、毎週1往復する場合、1年間で180*52*2=18720円となり、1040円の得になりますので、行く場所、期限が決まっていれば回数券ですが、3ヶ月に11回以上使うことが分かっていれば自分で回数券を購入したほうが安く済みます。1900*9(99回分)+190*5=18050円となりますので、1710円の得になります。JR東日本の一部の駅であれば、オレンジカードで回数券を購入できますので、更に得になります。
 JR西日本の昼得きっぷはかなり得です。設定区間であれば間違いなくお勧め。大阪→京都〜三ノ宮・本町、塚口〜川西池田、宝塚間の各駅、北新地→尼崎〜三ノ宮・本町、塚口〜川西池田、宝塚間の各駅、京都→長岡京、高槻〜新大阪間の各駅、三ノ宮・本町→灘〜塚本間の各駅の区間で発売されています(その他の駅の区間でも売っていれば教えてください)。大阪〜京都をJRで日曜日の昼に往復する場合、通常1年間で540*52*2=56160円。昼特きっぷの平均販売価格は何と350円のため、350*52*2=36400円となり、19760円もの得となります。