スクエアダンスって?        (社)日本スクエアダンス協会  
                                                                            

  ダンスといってもそれぞれに奥深いものがあります。スクエアダンスはある意味特殊な部類に属すかもしれません。ただし、ルーツはいわゆる自国に根付く民族舞踊ととらえるべきものです。スクエアダンスを愛好し楽しもうとするならアメリカの歴史から生まれた民族衣装がやはり合いますね。ウェスタンシャツにブーツ、コットンのワンピースにペチコートがそうです。日本で言うなら、浴衣で盆踊りという風情でしょうか。
でも、最近はコスチュームに対する考え方やダンスの方向ももさまざまです。日本で楽しまれ半世紀以上を経過してこれからのスクエアダンスの世界の見直し時期に入ったという事なのかもしれません。

 スクエアダンス豆知識                  資料の一部を(社)日本スクエアダンス協会HPから引用しています。

   起源     
 17世紀初頭にヨーロッパからアメリカに移住した人々が自国のコントラダンスやカドリールを変化させて作り上げたのが始まりといわれています。

   日本での歴史
 終戦後、進駐軍民間教育担当官のニブロ氏によってアメリカのフォークダンスとして紹介され、日本中で踊られるようになりました。
 

   どこで踊られている?
 アメリカ、カナダ、イギリス、、フランス、ドイツ、オランダ、スウェーデン、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール 、台湾、韓国、日本などで踊られています。
日本では全国468団体、9,274人(2023年11月20日現在)の愛好者がいます。

   どこの国でも踊れます。
 国際スクエアダンスコーラーズ協会(CALLERLAB)では世界中どこの国でスクエアダンスを習ってもどこの国でも踊られるようにスクエアダンスの基本動作を共通で教えるように定めています。日本でも同じです。

  日本では?

 約468の団体が北海道から沖縄まで全国の地域で活動しています。統括組織の一般社団法人日本スクエアダンス協会が主催する講習会やダンスパーティーが全国各地で開催されます。特に全日本スクエアダンスコンベンションは全国の支部が毎年持ち回りで開催する2泊3日の一大行事企画です。2019年は広島で第58回大会が開催されましたが2020年の第59回から2022年の第61回までは新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
2023年に4年ぶりに九州博多開催された第62回大会には待ち望んでいた全国の愛好者が参加しました。
          
                     

  クラブ交流があります

 ほとんど毎週末、全国どこかでスクエアダンスパーティが開催されています。ダンスを何も知らない人でも1年間受講すれば、そのパーティで楽しく踊ることができます。
 引越しや転勤で土地を変わってもスクエアダンスクラブがあれば、また続けることができます。もちろん、アメリカやオーストラリア、台湾、ヨーロッパに行っても同じです。旅行でその土地のクラブ訪問をしてもたちまち歓迎を受け一緒に踊ることができます。

  覚えるには?                         

 お住まいの近くのクラブを見つけ、お問い合わせ下さい。そして、見学!まずは百聞は一見にしかずです。どのサークルも日本スクエアダンス協会に属していれば健全な団体です。見て楽しそうだと感じたら、そのクラブが開催しているビギナーコース講習会に参加すれば、正しく歩くことからスタートし知らないうちに踊ることができるようになっていきます。

  どんな方が対象?

 初めて覚えるなら、小学生から50代位の方がいいでしょう。そうすればさらに長くダンス生活を満喫できますから・・・。 もちろん思い立った日があなたのスタートです。その年齢は人それぞれです。
ウィールチェアーの方で踊られているクラブもあります。
コーラーと呼ばれる人がカントリーミュージックに合わせて英語(記号と思えばよい)で踊り方を指示します。その英語=記号を講習会で覚えていくわけですが、英語が苦手でも何も問題はありません。ただ、耳で聞くことが必要になります。
カップルダンスですから基本的に男性と女性でペアになるのですが、最近は女性だけのサークルも多くいわゆる宝塚歌劇団のような雰囲気のクラブもあります。大学のスクエアダンス愛好会もあります。
いずれにしても、覚えるのは早いに越したことはありません。皆さん異口同音のように『もっと早く覚えればよかった!』とおっしゃいます。

  一人で受講されてもOK!

 すぐ仲間ができますので、安心してください。楽しいので次は友達を誘ってくれることが多いですね。
ダンスといっても身構える必要は何もありません。ウォーキングがメインですから・・・