三田水曜倶楽部短信

 


        2006年11月

202回三田水曜倶楽部例会は118()6.30pmから名古屋市錦3 のカフェ・ミントで行われました。冬の訪れとなる立冬を過ぎたとたん、朝晩の冷え込みが冬の到来を感じさせ、穂高の山並みもすっかり雪化粧となりました。毎年11月の例会は中央大学白門会青年部会との合同開催となりますが、今年は三田側の主催の年でした。名古屋三田会総会の直後とあってか、水曜倶楽部側の参加者もやや少なくて38名で、中央大側 15名と合計53名の出席となりました。

いつもは初参加者の紹介のあとで若き血を歌うのですが、この日は中央の校歌と応援歌から始まりました。以前は中央側の参加者の歌声が少なく、中央幹事の石原隆司さんが歌詞を配ったりしていましたが、今回は皆さん朗々たる歌いぶりでした。こちらもぎりぎりに会場に駆けつけてくれた光延季宏君(H2商)のいつもの迫力ある指揮で、負けじと若き血を声高らかに歌いました。今回の初参加者には中央の方が慶應の方を誘ってきたのと、慶應の方が中央の方を誘ってくるなど、合同会のメリットが発揮されていましたが、いったいどちらの所属なのかなどと、こんがらかってもいました。

111日にヒルトン名古屋で行なわれた名古屋三田会総会懇親会には例年のように安西塾長が出席されて、塾が取り組んでいるグローバルな大学交流として、韓国、中国、英国、ブラジルなどの大学と高速通信回線でリアルタイムのフォーラムを行なっている話とか、2008年に慶應義塾創立150周年を迎える記念事業について、日吉や三田の建設計画の現状などを語られました。100周年を機に建てられた日吉の記念館や三田の西校舎なども50年を経過しているので、順次建て替えの計画だそうです。慶應義塾は小中高、学部のクラス会や同期会、体育会各部、海外も含めた各地域、各社の三田会などは合わせて860余りあるそうですから、ぜひとも社中協力して250億円の記念事業募金目標を達成させたいものです。

筆者は前週に所用のついでに三田と日吉を訪ねてきたのですが、日吉駅前の地下鉄工事やグランドと綱島街道間の屋内プールや講堂を含む大学院複合施設の基礎工事が二年後の完成に向けて進んでいました。十年間の記念事業計画によって日吉や三田は様変わりしそうです。

さて慶應義塾卒業生評議員選挙も終り、周りは少し落ち着きましたが、来年は名古屋で4年ごとの野球のオール早慶戦がナゴヤドームで行なわれます。今年の甲子園を沸かした早稲田実業のハンカチ王子こと斉藤投手の出場期待人気で、ドームが満員になるかもしれませんね。     

 

今回の初参加者は5名でした