三田水曜倶楽部短信 

 

 
           2008年11月
226回三田水曜倶楽部例会は20081112()6.30pmから名古屋市中区錦3のカフェ・ミントで行われました。

このところ急に冬のような寒い日が続きましたが、この日はコートも要らない暖かい夕べでした。

初参加者は2名と少なかったのですが、ビジターの4名を加えて54名のかたが出席しました。

奈津子君(H18経済)と鷲田由依君(H18文学)も1年ぶりの出席でしたが、女性が10名と多かったです。

河合篤男君(H1経済博)がゼミの女子学生3名を連れてきましたが、社会見学と就活も兼ねて社会人と交流する機会を

作ったということでしたが、参加者の平均年齢がぐっと下がって大歓迎でした。当の学生さんたちも日頃付き合いのない

おじさん(?)たちと話をして、おじさんたちともども楽しそうでした。

前週末の118日は日吉キャンパスで慶應義塾創立150年式典が行なわれ、あいにくの雨模様の寒い日でしたが、

天皇皇后両陛下をお迎えして新装成った複合施設協生館前のグランド会場で盛大に挙行されました。

皇室の出席ということもあって、警備も厳重でしたが、雨天も予想して出席者全員にレインコートやひざ掛けを配るなど、

その準備のよさに感心しました。天皇陛下のお言葉も福澤諭吉の開塾時の時代背景とその功績を詳しく語られるなど異例なものでした。

当日の模様は慶應義塾のホームページに紹介されていますのでご覧ください。

式典の開会は富田勲作曲のファンファーレで始まりましたが、そのタイミングにぴったり合わせて塾体育会航空部のOBと学生が搭乗する

モーターグライダー3機編隊が会場上空を低空で航過しました。この企画は1年前から発案され関係各所と協議調整されて、

半年にわたる訓練を経て実現したものでした。当日の天候は飛行に微妙な状態でしたが、無事に実現できて塾当局関係者や

式典出席者からも喜んでいただけたようでした。

続く119日(日)は同じ日吉キャンパスで、連合三田会が開催されました。創立150年という節目もあって例年になく賑わい、

前日式典の行なわれた会場はそのままイベント会場になって、多くの塾出身のミュージシャンの出演で賑わいました。

例年人気の福引も大いに盛り上がっていました。連合三田会大会の行なわれた日吉記念館は創立100年に建てられて、

その式典に昭和天皇をお迎えしたのですが、この記念館も来春の入学式のあと、取り壊されて新館に生まれ変わることになっています。

さて1028日(火)には東海三田体育会の総会懇親会が新栄の東桜会館で開かれましたが、当日は塾員で東京農大講師の

山本厚子氏の、幕末から明治にかけて五稜郭の戦いから明治政府の閣僚に変身した榎本武揚についての講演がありました。

榎本武揚は東京農大の創設者でもあり、福澤諭吉は勝海舟とともに明治政府に仕えた榎本武揚を良くは言っていないことは

知られていますが、その功績は評価されてもいいのでしょう。

名古屋三田会の年次総会懇親会が1120日(木)に例年通りに安西塾長が出席されてヒルトン名古屋で行なわれます。

この季節にはいろいろな行事や会合が続きますが、折り合いをつけて皆さんもぜひご参加ください。

                                        

今回の初参加者は2名でした。

 

  11月例会の写真の一部を掲載しました。詳しくは写真アルバムをご覧ください