三田水曜倶楽部短信 

 

 


     2008年2月

217回三田水曜倶楽部例会は会創立19年目の初めの月となる2008213()6.30pmから名古屋市中区錦3のダイニングバー・ヴィンテージで行われました。

数日前には名古屋に15センチもの初雪が降り、車のドライバーをあわてさせました。その後は雪は跡形もなく消え去りましたが、連日寒気が入り込んで冷たい日が続きます。

バレンタインデーを明日に控えたこの日の会場は一年ぶりですが、ここが初めての参加者も多かったようです。夜の雰囲気で天井のスポット照明も多いので、自動露光のカメラには苦手で会場スナップ撮影には苦労しました(要は技がないだけの話ですが)。食べものはバーカウンターに並べられていて、椅子も部屋の周囲だけにしか置かず、スペースには余裕があると思いましたが、当日も55名の参加者でごった返してしまいました。

初参加者の8名の中には、3人のお嬢さんを連れて参加された長谷川博美君(S54政治)がいて、親子4人とも塾員で名古屋在住勤務されているという珍しいご家族でした。

春の甲子園での選抜高校野球大会に慶應義塾高等学校(塾高)が出場することが125日に正式に決まりました。甲子園出場は3年ぶり7度目の出場ですが、前回はベストエイトまで勝ち進み、甲子園に応援に行かれた方が多くいましたが、今回もぜひとも応援をお願いいたします。出場のための資金集めも大変なようで、塾高卒業塾員を中心に募金活動をしていますが、当日も会場で募金のお願いを配布させてもらいました。掲示板にも募金要領を掲載していますので、塾員の皆さんのご協力をお願いいたします。

この日の初参加者の紹介は面白かったです。長谷川博美君一家の皆さんは同じコースで慶應大学に入られて学部と職業の専門がなぜか違って質問が飛んでいましたが、就職時に学部や専門に採用側がこだわらないというのは、日本企業社会の伝統のようなものです。最先端分野の仕事の傍ら、体育会合気道部の現役コーチを務める片山幸久君(H10理工修)の趣味が、ピアノでバッハを弾くことだったりしても、いまはそれほど珍しいことではないということを感じさせられました。昔と違って趣味のスパンが広くて、まさにアートのある生活をしているのですね。 
22日(土)に名古屋の中京大学文化市民会館(旧名古屋市民会館)で開催された慶応義塾創立150年記念講演会 “学問のすすめ21、アートのある生活−感性をみがく” は講演とパネルディスカションと、舘野 泉のミニリサイタルなどに満員の約1000人の方々が、いろいろな受け取り方をされたと思います。掲示板のアドレスで当日の様子や感想などをご覧ください。

最後の締めのエールは久しぶりの光延季宏君(H2商学)の登場で、ワインバーの雰囲気に関係のない大声量で若き血を歌いました。  

                    

今回の初参加者は8名でした。 出席者名簿は掲示板に掲載しています。