三田水曜倶楽部短信 

 

 

    2008年8月

223回三田水曜倶楽部例会は200886()6.30pmから名古屋市中区錦3のカフェ・ミントで行われました。
次週がお盆休みとあって
8月はいつもの第二水曜日ではなくて第一水曜日の開催となりました。相変わらず猛暑の日々が続いていますが、翌7日には名古屋三田会の夏の集いがあるということもあったのでしょうか、参加者が久しぶりに50名を割って48名となりました。それでも5名の初参加者があり、そのうちの4人の方が当会をネットで知ったということでした。
前日には夏の甲子園に
46年ぶりに出場した慶應高校が、強豪の松商学園に勝って初戦を突破するという快挙があって、それを祝って乾杯をしました。何しろ46年ぶりというのですから、夏の甲子園に応援に行くのは初めてというのは当たり前ですが、あの猛暑の中をアルプススタンド応援席のチケットは売り切れでしたから、ネット裏や内野席にも沢山の塾員が応援に駆けつけていました。

さてこの日初参加の斎藤淳司君(S58法律)は帝国ホテル地下にある東京三田倶楽部の会員で、地域三田会とは少し違った同じような三田水曜倶楽部をネットで知って、わざわざ東京から来てくれたそうです。三田水曜倶楽部には名古屋という名前が付いていませんから、どんな組織なのかを知りたかったそうですが、組織などないも同然の当会の様子にやや戸惑ったようでした。塾員ならば誰でも気軽に参加できるところが受け入れられているのでしょうか。
翌7日に名古屋観光ホテルで開かれた名古屋三田会の夏の集いには、お誘いを受けて名古屋三田会の会員になっていない三田水曜倶楽部のメンバーも大勢参加してくれましたので、名古屋三田会の幹事からも感謝されました。例年の夏の集いというと、ジャズやハワイアンなどを楽しむ会なのですが、今年は慶應義塾創立
150年に合わせてワンダーフォーゲル部が、福澤先生ゆかりの中津から三田までの1500キロを中山道経由でつないで歩く途中に名古屋へ立ち寄るというイベントとあわせた会になりました。
当日は日本文化のよさを命をかけて世に問う韓国生まれの著名な評論家で拓殖大学教授の呉善花さんの、日韓日中関係の基本的な問題を解くわかりやすい講演があって、
230名もの参加者がありました。たまたま呉善花さんの講演を聴きたいと同行した塾員ではない友人が、名古屋三田会はいつもこんな真面目な会をやっているのかと感心されてしまいましたが、この夏は特別ですね。

823日には名古屋の伏見ミリオン座ほかで全国一斉ロードショーになる話題の映画 “ラストゲーム・最後の早慶戦” が公開されますので、ぜひご覧ください。太平洋戦争末期に学徒出陣する学生生活最後の思い出として早慶戦を実現しようと、困難な状況の中で努力した人々の熱意と涙の物語ですが、このような時代があったことをいまの世代の方々にぜひ知ってもらいたいと思います。        

今回の初参加者は5名でした。

 8月例会の写真の一部を掲載しました。詳しくは写真アルバムを御覧ください。