6回日本ダウン症フォーラム2001へ行ってきました

 去る1067日に金沢で行われたこの会に、幼児部の松本さんが旦那様と2人で参加されましたので報告します。

6回日本ダウン症フォーラム2001へ行ってきました。

 6日は国際シンポジウムでデンマーク在住の2歳のダウン症の子のお母さん(日本人)の話がありました。デンマークの福祉の話や子供を育てていて思うこと、そしてデンマークの施設の所長さんや音楽療法士の方からも話がありました。7日は各シンポジウム。松本さんは思春期のシンポジウムに出席、医学的な話や思春期を終えた子のお母さんの話、そして町立の保育園で保育助手として働いている20歳の女の子(ダウン症)の仕事ぶりビデオを見せてもらいその本人さんの話も聞けました。その後のディスカッションは活発な発言があり時間をオーバーして盛り上がりました。旦那様は就労に関する講演に出席、こちらもとてもよかったそうです。

 昼からはダウン症児者による一芸披露、和太鼓や幼児部の人の発表がありました。ブース展示もあり、書籍の紹介や石川県や金沢市でとったアンケートの結果発表、石川県内の会の紹介やダウン症協会の紹介、インターネットの体験コーナーもあり盛りだ〈さんでした。今回は子供をおばあちゃんに見てもらい二人で出かけましたが、年代別に託児もありました。もちろんボランティアさんも大勢みえました。TVも取材に来ていて盛況でした。いつも2000人ぐらいの参加があるそうです。

 心にのこった話は、シンポジウムの発言の中で「大きくなった子の親は小さい子の親に対して話をしてほしいと依頼があるが何故ダウン症の子本人に話しをさせないのか?大きくなったダウン症の子からもっと話を聞くべきだ」という意見。そして、ダウン症のTV見ていた子供が「私は自分がダウン症と知っていたけどダウン症って障害児なの?お母さん」と聞いてきた時、「障害児(者)っていうのは人からの援助を他の人よりも多く必要としている人の事なんだよ」と答えたお母さんの発言でした。今臥このフォーラムに参加していろんな所へ出かけでいろんな話を開く事はとてもいい刺激になるなあと思いました。機会があれば皆さんも出かけてみませんか?シンポジウムの詳しい内容は日本ダウン症協会のHPにのるそうです。

以上報告ありがとうございました。