BATTLE ROYALE
仮面演舞


あとがき

 皆様、この度は私、杉琴。のオリバト第4作「仮面演舞」を最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
 今作は私自身の事情などもあって、完結までにかなりの時間がかかってしまったことをここにまずお詫びさせていただきたいと思います。真に申し訳ありませんでした。

 今回は完結ギリギリまで結末に悩む、非常に難しい作品となったように思っています。
 結局全滅としてしまうのか、それとも実際に書いた結末とするのか、私の中では非常に悩む結果となりました。しかし最終的に、このような結末となりました。
 生き残った彼女が今後どうなるのかは、私にもわかりません。これからの彼女の人生は、読者の皆様がご自由に想像してくださると嬉しいです。
 こういった、読者の皆様のご想像にお任せする形のラストは私自身が好きなものですので、私としてはかなり納得のいく結末を迎えられたと自負しています。

 また、今回は初めての女子生徒を主軸に話を進めていく形で作品を書くこととなりましたが、やはり異性をメインに書くのはなかなか難しいことだったと感じております。
 それでも今回のメインだった粟倉貴子には、私の愛が目一杯込められておりますので、彼女を中心にしたストーリーを楽しんでいただけたのなら幸いです。

 次回作に関してですが、一応アイデアは昨年あたりから練っておりました。
 私の趣味を全開にした、自分の精一杯の力をもっての作品にしたいなと考えている次第で、今から気合が入っているところです。
 これから私自身の私生活も忙しくなってくることが予想されるのですが、それでもコツコツと書いていけたら良いなと思っています。

 今回も掲載において多大な協力を下さった松風美奈子様。チャットなどで私の話を聞いて下さったオリバト作家の皆様。そして感想を下さった読者の皆様。
 今回も皆様のおかげで一作品、完結させることができました。この場を借りて、深く御礼を申し上げます。

 それでは、また次回作でお会いできることを祈っております。

 2009年5月5日 BATTLE ROYALE〜仮面演舞〜 作者:杉琴。


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