お 知 ら せ
 
(1)あいち小規模多機能ケア連絡
   小規模多機能ケアとは、痴呆になっても重い障害をもっても、住み慣れた地域で自分らしく
   暮らすために、「通って」「泊って」「自宅にも来てくれて」「いざとなったら住むこともできる」
   ケアのことです。
    事務局 あいち小規模多機能ケア連絡会事務局 花乃舎(はなのや)
    TEL 052-614-8708
   おめでとうございます
   白土の家「グループホーム白土」「小規模多機能居宅介護白土」が落成し、内覧会のご案
   内が来ました。
(2)認知症の人と家族の会 (旧 呆け老人をかかえる家族の会)
   @若年相談交流会
   A元気かい(若年交流会)
   B家族支援プログラム 受講者募集中
    介護者の皆さんへ
    あなたのための講座です
    日程など問合せ(社)認知症の人と家族の会
    愛知県支部(世話人代表 尾之内直美)
    〒477-0034東海市養父町北堀畑58-1
    TEL0562-33-7048 FAX0562-33-7102
    rara2@ma.medias.ne.jp
    http://www.hearttoheart.or.jp/kazoku/
   B月刊「ぽーれぽーれ」
    介護体験、相談満載、えんがわにあります。
   C家族の会認知症介護相談
    ひとり悩まないでまずお電話を下さい!
    0562−31−1911
    月〜金、10時〜4時 

(3)瑞穂の桜写真展 作品募集
   テーマ「瑞穂を歩いて、桜を撮ろう!」
   募集期間 H21.4月20日(月)〜23日(木)
   (写真展は5月23日(土)〜26日(火)場所 瑞穂区役所講堂)
   主催 山崎川さくら塾実行委員会・瑞穂区役所
   協賛 瑞穂区商店街連合会・愛知県写真材料商組合
   問合せ・・・瑞穂区役所まちづくり推進室
          TEL 052-852-9303

(4)さくらドリーム さくらの絵コンテスト
    法人設立2周年並びに桜ドリーム5週年記念
   募集期間 4月1日〜4月30日
   問合せ・・・さくらドリーム
          TEL 823-5007

(5)みずほこどもネット
   名古屋市瑞穂区の子ども・子育てSNS
   対象 インターネットにアクセスできる瑞穂区に在住・在勤活動中の方で、子育てに関心の
   ある方。       
    http://mizuho.ai-kodomo.net/

(6)コミュニティビジネス優良モデル事業者
    平成20年度のリーフレットがあります。
    コミュニティビジネスは、地域課題の解決やニーズの充足を、地域住民が主となってビジ
   ネスの手法を用いて継続的に行っていく事業活動です。
    初年度に「雁ぶら物語」が、昨年は「NPO 法人すけっとファミリー」が、そして今年は
   「NPO 法人あたたかい心」が認定を受けました。
(7)ホームページのご案内
   つなぐねっと http://www.tunagu.gr.jp
    東海地方の市民活動情報が盛んなMLです。
   宅老所・グループホーム・全国ネットワーク     
    http://www.clc-japan.com/takurousyo_net/
   原っぱ物語 天白区原にサロンができました
    http://blog.livedoor.jp/harappam/#top

 「雁(がん)ぶら物語」情報

 http://www3.starcat.ne.jp/~engawa/ganbura/

 第2えんがわを作りたい、工房えんがわの作品を売るお店がほしいという夢が雁道商店街で実現した活動です。雁ぶら物語3・4月号を発行しました。
 長寿社会分化協会の20周年記念論文募集に応募し、雁ぶらサロンの取り組みをかいて、佳作をいただきました。
 また、雁道おかみさん会も作り、おかみさん会通信も発行しています。100円商店街やイラストマップつくりをしています。

「雁ぶらショップ」
 商店街の入り口にある棚貸しショップで、工房えんがわ他30店出店。工房えんがわの作品がいつでも買えます。吉川お勧めの本(Books吉川)もあります。和服のリフォームの注文が増えています。3月5日のCBCテレビ「イッポウ」で紹介されました。
営業時間 10時〜6時 水曜定休
 出店者募集中。
 問合せ・・・早川(090-5003-2849)

「雁ぶらサロン」    ◆は吉川参加
 1時間600円の部屋貸しをしています。

歌声喫茶G&B(第1・3月曜午2時〜4時)
  お茶を飲みながら、楽しく歌っています。

火曜フリマサロン 
  フリーマーケットしながら、お茶を飲んだり、おしゃべりを楽しむサロンです。

絵手紙、パソコン教室(第1・3木曜)

金曜だけのレストラン(金曜日11時半〜2時)
  シェフが交代して、おいしいランチ(800円)を提供しています。
  ※第4金曜日 生け花教室開催 5時半〜

麻雀同好会(土曜日10時半〜4時半)

4月26日 えんがわフェア 皆様のお越しをお待ちしています

〒467−0052 名古屋市瑞穂区片坂町2−50 
          代表 吉川冨士子
   TEL/FAX 052−837−3344(水・木)
    TEL 052−831−1666
   engawa@sf.starcat.ne.jp
 http://www3.starcat.ne.jp/~engawa/


 地域の居場所「雁ぶらサロン」
―WAC(長寿社会文化協会)設立20周年記念募集
                 テーマ「認知症の人々も安心できる地域づくり」佳作―
 今日もにぎやかな雁ぶらサロンです。この店は、以前WACの機関紙のコミュニティカフェ特集で紹介していただいたことがあります。商店街活性化で、愛知県と名古屋市の助成金をいただいて空き店舗を借りています。お茶を飲みながらおしゃべりを楽しみ、その上、フリーマーケットをしています。そして金曜日には、ワンディシェフのレストランも開き、ボリュームたっぷりのお袋ランチも楽しんでいます。
 スタッフのKさんは、81歳で少し前まで、手作りのボランティアをしていましたが、目がみえにくくなったからと休みがちになり、以前呉服の販売をされていたというので、フリーマーケットの販売にお誘いしました。初めは週1日でしたが、今では週4日も店を開いてくれます。いつもお客様に気さくに、「寄ってって。お茶でも飲んでって」と声をかけています。そして、「うちはほったらかしサービスだよ。好きなだけ見てってよ」初めてきたお客様も安心して過ごしてくれます。
 そしてKさんは、お客様の80代のNさんにお手伝いを頼むようになりました。お二人とも一人暮らしで、話題は尽きません。また、私は週2日しか参加できないのですが、その時は自転車にいっぱいバザー品を載せて来ます。それを皆で開けて、「これはあなたに似合うね。今の時期にちょうどいいから買いなさい。社員割引で安くするから」「これはあの人にぴったりだからお取り置きしましょ」とわいわいにぎやかです。
 ある日Nさんが、元気がなく、何か思い違いをしているようです。介護保険の自立サービスを受けてみたらと、近くの包括支援センターに来ていただきました。多少認知症があるのではと代行申請もしていただき、要支援になりました。今では週1日ヘルパー派遣です。「助かるわー。ヘルパーさんがきれいに掃除をしてくれるんだよ」と喜んでいます。
 私が、自宅でしている宅老所にお誘いしても、「週4日もここに来ているから忙しくて、行けないわー」とまるで雁ぶらサロンは自主デイサービスです。
 また、お客様に父娘さんの方がいます。初めは、お父さんと呼んでいるのでご夫婦かと思っていました。お父様は無口な方でしたが、娘さんが、「ここに麻雀同好会があるそうですが参加できますか」と聞かれたので「誰でも参加できますよ。私も時々いますから是非来てください。女性も半々ですよ」。まもなく参加され、いろいろお話をするようになりました。お父様は物忘れが始まり、近くに最近できたばかりの有料老人ホームに入所されていて、時々散歩に連れて出ているそうで、雁ぶらサロンが休憩場所だったようです。麻雀は時々間違われますが、楽しく対戦されています。誰も、老人ホームの方とは気がつかれませんでした。昔のことはしっかり覚えていらっしゃるのです。娘さんは傍らで、安心して読書をしています。私自身も将来、認知症になっても人に役立つという役割と麻雀ができれば、楽しい老後が送れるのではと希望が持てました。
 雁ぶらサロンは、他に、歌声喫茶、絵手紙教室、パソコン教室、生け花教室などがあり、様々な方が通ってくださっています。楽しみなこと、やってみたいこと、一緒にお茶を飲んでおしゃべりすること、お買い物をすること、自分の居場所があるということが、介護予防になっているのかもしれません。ぜひ、皆様も雁ぶらサロンに遊びにいらしてください。
                                          吉川 冨士子(愛知県)
  編集後記 
 4月より介護保険の認定内容が変わります。電動車いすに乗っている女性が、認定が軽くなり、レンタル料付2000円でよかったのが実費になり、買い取ったという話を聞きました。介護はますます重要になってくるのに、予算の配分は大丈夫でしょうか。
 人生の最後に自分らしく生きるための居場所や施設が必要ですね。1週間に1度、楽しみの場所があるというのは生きがいや介護予防になると思います。もし、ご自分の近くにないのであれば、仲間を募って始めてみませんか。
 えんがわは40名のボランティアと外から来てくださるボランティアの方々、そして皆様に支えられて宅老所を運営しています。
「えんがわに行かなくっちゃね。」と言ってくださるご利用者さんと私たち自身も楽しい時間を過ごさせていただいています。
 「雁ぶらサロン」も地域の方々に支えられて、第2えんがわになってきました。WAC長寿社会文化協会の論文応募をしたので、掲載しました。
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