しすの暗黒理力
〜 あとがきと解説 〜


第二部 序盤戦


6.Startin’(角松敏生)
 出発順が入れ替ったことで自分のスタンスを変える者がいるかもしれません。
 テルにとってはラッキーだったのですが、直後に出発したランの方が一枚上手でした。
 今回も宣誓方式にしたのですが、原作のように紙に書かせるほうが話が進めやすいように思います。
 次回への課題ですね(謎)

7.The Inflence (Jurassic5)
 元々2つだった話を1つにまとめたので、随分長くなってしまいました。
 その分、リズムとスピード感には注意を払ったつもりです。
 出発の場面では、それぞれの個性を出す事が出来るので楽しかったです。
 合流の暗号は、私らしいモノにしてみました。

8.甘い陰謀(ハリス・アレグジール)
 前回からの続きとなるエピソードです。
 甘い考えのボスを参謀格が戒めます。
 これだけ思い込みの激しいキャラもいないでしょうね(笑)
 ユウとエッジの関係は、いずれ明らかになっていきます。 

9.Another Revolutionary(エディグラント)
 ようやく主人公の出発です。
 この回は別バージョンを書いていたのですが、出発の順番を変更したので全面的に書き直しました。
 名簿はしっかりと作らなければなりませんね(謎)
 今のままですと主人公が目立たないまま終わりそうな予感も・・・。
 ダイゴ以下、今回名前の挙がった生徒は序盤戦を盛り上げてくれますので、ご期待ください!

10.Changing time(Earthwind and Fire)
 出発するまでを引っ張ってしまいましたが、この回は、ちょっぴり伏線を引いていたりします。
 アイに支給された武器は「黒衣」でボツにしたものです。
 映画「BR2」で生徒が手足に装着していたモノ、或いは聖○士セイヤのイメージです。

11.二つの足音(GO!GO!7188)
 ハンデを抱えるコツと、コツ限定の支給品が当たったミツコ。
 どっちが得をしたのか、現時点では判りません。
 ミツコにとってラッキーだったのは、次の出発者がカーサンだった事です。
 謎の襲撃者は誰か。
 答えは・・・次回です。

12.青い影(プロコルハルム)
 文章が下手で、誰がメインなのか、判りにくくなってしまいました。スイマセン(汗)
 基本的には、この後の話への序章となっております。
 スターが漏らしたように、始業式の翌々日に行われたプログラムなので、クラス内での派閥や友好関係が築かれていないのが“死神”のミソとなっております。
 
13.NO COMMENT(セルジュケンズプール)
 ブログで、デビュー前のアイドルの方にお話しを伺う機会がありました。
 それがきっかけとなり“スター”というキャラクターと、このお話しが生まれたのです。
 アイドルといえど、かなり多岐に渡るレッスンを受けるそうで、どの世界も大変だと思ったものです。
 スターは、かなり自由度の高いキャラだったので、ここで退場させるのは惜しい気もしました。

14.僕の恋愛事情と台所事情(TOKIO)
 “脱出組”“ジェノ”と並んで、オリバトに欠かせないキャラ要素と言えば“カップル”。
 前作では現在進行形のカップルを描いていない事に気付きました。様々な「愛の形」を書いたつもりだったのですが・・・(汗)
 当初のプロットでは、やる気になった二人がお互いを裏切って銃撃戦を行う話だったのですが、直前に変更しました。
 
15.FAKE STAR (LIV)
 原作の桐山和雄のように冷酷なキャラを作ろうと思ったのですが、あれほどラスボス的なキャラは逆に使いづらいのでピンときませんでした。
 それなら、逆にパーフェクトではない桐山はどうかという事で生まれたのが洞山和生です。
 原作を読んでいらっしゃる方ほど彼の登場が楽しみになるよう工夫を凝らしています。
 
16.この町いつも〜貧ちゃんのうた〜(斉藤彩夏)
 物語冒頭で紹介しましたが、一文字貞子の家は相当な貧乏です。
 今の時代からは想像がつきにくいですが、この時代は貧富の差というものが顕著だったようです。
 お金目当てに優勝を目指すというキャラは珍しいかもしれませんが、ダークホースとなる事を願って止みません。
 
17.Happy birthday to me (KOKIA)
 前作を執筆中に思いついたネタですが、4月の初旬ならではのお話しでもありますね。
 耕作の言ったように、チヨは幸せなのでしょうか?
 映画版BRのせいか、転校生=ジェノのイメージがありますが、それもアリかなと思ったので、敢えて耕作というキャラを書いてみました。現時点では、作者的に“良いキャラ”です(謎)


   次のページ   前のページ  あとがき表紙  名簿一覧  表紙